ピクリとも動かないけど…目の奥に一瞬光が走ったように思えた。 「――言いたいことは…それだけ??」 再び放たれた言葉は気のない素振りをしてフイッ…と身を翻してボールの方向に歩み再びバスケットゴールに向かいドリブルし始めた。 「私は…やるっていったらやるわよー!! 責任持って…あんたにも弟にも妹も学校から追放してやるからっ!!」 ……負け犬の遠吠えのように…私は彼に挑戦状を叩きつけたが…彼は振り向かずダンクシュートを決めていた。