「バスケに誘ったの…丁お兄ちゃまだから…。」 「――それで…責任感じてるって事??」 俄かに信じられない話だけど…先程の二人の様子をみていれば何となく納得のいく話に私は更に尋ねた。 「でもなんで…あなたがその事を知ってるの?」 私の問いかけにあっ…と可愛らしく声をあげて潤んだ目を細めた。