『まぁまぁ、そこまで言うんなら…

 車に乗ってあげてもいいですけど~?』



ケータイ越しにそんな声を聞いた直後、

車の助手席が突然開いた。




・・・そこには、ニヤニヤしている洵。






「結衣さーん、やっぱり来てくれたんですねー」



「別に、ついでだもん」



「ツンデレ~;」