クソガキ









「す、すげぇ!!!!!」



準備が整った夕食を見て、拓也クンは、とても良い反応をみせてくれた。




(笑)なんか、小学生みたい*




逆に、洵はといえば‥‥その隣でむっすーとしてる‥‥;


‥‥洵は保育園児でちゅねー。





けど、ま、自業自得じゃない?




私は開き直って、それを軽く無視した。




「‥ごめんね、拓也クン 笑; スパゲティーじゃなくて、ハンバーグで‥」



「‥‥ま、まさか!!!俺、全然結衣さんの作るハンバーグのほうが好きです!!!
 ってか、好きです!!!!!」




拓也クンはそう言って、ガタンと派手に立ち上がる‥‥。





「‥‥‥あ、ありがとう 笑;」



‥‥なんて反応したら‥‥いいんだろう‥‥;笑




私は、苦笑いし‥‥‥


洵はといえば、‥‥見たこともないような‥‥まるで‥変態を見るような呆れ顔を拓也クンに向けていた‥‥‥。








「ま、まぁ‥‥‥冷めないうちに‥‥どーぞ」




「あ*はい!」



拓也クンが素直に座ってくれ、少しホッとする 笑;



私は、目の前にあるお茶が入ったグラスを手にとり、少し飲んだ。



そして、視線はハンバーグに向けられる。



今日のハンバーグは、我ながらに上手くできたかな。


デミグラと迷ったけど、やっぱ夏は和風がいいかなーと思って、ポン酢と大根おろしにした‥‥


洵も和風が好きだし。



…それに、低カロリー!









「‥‥‥それ、俺の」



「へ?」



ふと不機嫌な声がして、私は顔を上げた。