クソガキ








「‥‥ぅ゙~!!!」


声にならない声で、18歳の青年に助けを求める‥‥

‥いちお21歳の私;




両腕をふらふらと洵に伸ばし‥‥目で訴える‥



こ、こし、抜けた~ぁ……泣;





ふいうちでくるなんて、、、

いったん光って、心の準備をさせてから、ゴロゴローってくるのが雷ってもんなんじゃないのぉ?;泣





ああ‥‥;

‥‥もう一生の恥だ~!;







「‥あぁね。はい、どーぞ」


私の現状をわかったのか‥‥‥洵は、呆れ笑いを一つして、そして私に手を差し出してくれた。





「‥‥ン」


私は素直にその手をつかむ。


雷に驚いて、思わず落としてしまったお鍋は、フローリングの上で、まだコロコロいってた‥‥。。。












ゴロゴロゴロゴ‥‥




先ほどから続く雷の破裂音‥‥


それはいいとして、本格的に腰が抜けたせいで、足がふらふらしている私;



「‥結衣さん?笑; そんな無理して作らないで、なんか適当に買いに行きましょー?」



対面式のキッチンに腕をつき、料理を再開しようとしている私に、洵は正面から話しかける。



チラッと一瞬、私の腰に目をやり、そして、ヘラッと笑って見せた。






…げ、

足がカクカクなの…バレてる;






私は正面の洵をじっと睨み上げ、とりあえずガン飛ばして強がってみた






「なんすか?笑;」



「‥‥ソ、ソファーまで連れてってくれたって、、いいんだからね」



「……ツンデレか!笑」



私の命令に、吹き出しながらも、洵は大人しくキッチンに入ってきた









‥‥‥ピカッ!


ゴロゴロッ!!





「……ッ!!!」