まぢ、ありえないでしょー‥‥!!;






砂浜で3時間以上も本気寝するなんて‥‥どんだけ;



‥‥‥しかも、5時の帰宅ラッシュにひっかかっちゃうなんてどんだけ?!!;






本当なら今頃はもう家に着いてるはずなのにぃ!;泣



辺りはもうすでに真っ暗だった。








「‥‥はい、まだ結構かかると思いますよー‥‥

 はい、‥‥はい‥‥‥ハハ 笑;

 ‥‥はい、わかりました。はい、言っときます」



ピッ





私が運転中で電話にでれないため、洵に代わりで、おかんに現在位置を報告してもらっている。





「由美子さんが、

 “急がなくていいし、パーキングで休んでってもいから、運転気をつけてね~”

 って伝えてくれって言ってました」



私にケータイを返しながら、洵が言う。




「はーい、ありがと」




「それと‥‥

 “だってー、交通事故にでもあったりしたら‥‥‥うちでお預かりしてる大事な洵平クンに迷惑がかかるもの~♪ ねぇ*うふふふ”

って言ってましたよ!」



‥‥洵はそう、にこやかに言う。





‥‥‥ウザ;




私は思わず、


心の中で、“おかんのバカ!”‥‥‥と、叫んでしまった‥‥。