「はいはい。そーですか、ショタコンお姉さま。悠馬も大変だな、こんな変態に好かれて。」
「だれが、変態!私はただ悠馬君を見ているだけで!ちょっ!」
さっきのお返しですか。
斗真は私の言葉をスルーして学校に行くようだ。
だけど、予想外のことが起こった。
「じゃあさ、一花さん。俺と付き合ってみない?」
え、・・・・・ええええええええええ!?!?!?!?!?!?!?!?!?
さすがに斗真もスルーできないようだ。
大きな目でこちらを見ている。
「ゆ、ゆゆゆゆ悠馬君!ちょっとまって、落ち着いて」
「そうだ、お前、ちゃんと考えた方がいい!熱でもあるのか?」
テンパっている私と斗真。
そりゃそうだよね。
まさか悠馬君からそんなこと言われるなんて二人とも全く予想していませんから。
「落ち着いてるし、熱もないよ。」
「そっかぁ・・・」
「だったらお前もっと!」
「あ、チャイムなるよ?早くいかないと!じゃあ、一花さん、帰り、門の前で待ってるね♪」
って言って、悠馬君は行っちゃった・・・・