次の日の放課後

話しにくいテニス部の1年生に

「今日
ちょっと用事ができたので
部活を休みます
先輩に伝えておいてください」

と言って





生徒会室へ行った


たぶん伝えてはくれないだろう
私は部活をサボったことになった



生徒会室の前

何か声が聞こえる…

何て言っているんだろう?


…………


まぁいっか!

とりあえず入ってみよう!

私は
無駄に頑丈な扉を開ける

っと
同時に

私は
幸せの扉も開けた

「ようこそ」

相変わらず変な俊也は
今まで何も無かったように私を迎えた

「綾香
前に僕が何部か聞きいてきたよね
今日は教えてあげるよ
ついておいで」

勝手な人だ

「その前に
何よ【時がきた】って!

それに

もぅ…」

もぅ部活を決めた
そう言いたかった



「いいからいいから
ついてこれば分かるから」

俊也は
こっちの気持ちなんか関係なしに話を続けた

こんないい加減な俊也についていってしまった私って…



連れてこられた場所

それは…





「屋上!?」





意外と普通の場所ー(笑)

ってか
どうせ屋上に来るんなら
生徒会室に呼び出さなくたって良かったんじゃない?

そんな言葉を俊也に浴びせようと
前を振り向いた



そこには
俊也の姿はなかった

「あれっ
俊也?」

一瞬不安になったが

屋上ならではの
気持ち良い風
景色
温度

なんかを感じていると