次の日

私は1人なことを忘れて
うきうき気分で学校へ行った

きっと
周りからは
変な目で見られていただろう

でも
今の私は
全然気にしなかった

これから
私の大逆転劇がはじまる
そんな予感がしていた


私は
いつのまにか1-2の教室の前まで来ていた

そこには
いままで見たことがないくらいの
人だかりができていた

その人の塊の正体は
すぐに分かった

だって
「海助様ー」とか
「敦志様ー」とか
「敦哉様ー」とか
360°
どこからでも聞こえてくるんだから
さすが3トップってかんじ

ふと
私は1人なことを思い出して

孤独を味わった

























のは
ほんの少しのこと

なぜなら
3トップが
私に近寄ってきたんだ

「綾香ー
メール見た?」

海助が聞いてきた

そういえば
メールが着ていたような気がする
まだ見ていないや

「あーーー
まだ見てないや」

「ちぇっ
あとで見とけよ!!」

双子がハモッた

そして

3トップは自分たちの教室へと帰っていった

次の瞬間
「綾香って
敦哉様と仲がいいの?」

「海助様とあんなに喋れてうらやましー」