学校の中を
俊哉の後を追いながら進むと
生徒会室に着いた
「なんで…」
「なんで
生徒会室になんか来るんっすか?」
敦哉に先をこされてしまった
「いやいやいや
実はですねー
ここに
秘密の通路があるんだよー
っで
そこを通れば
【ストーン】へ行けるってわけ」
俊也は
そう言いながら
生徒会室横の生徒教材室の扉を開けた
生徒教材室とは、
いままでの生徒の美術作品や
行事で使う小道具
劇で使った衣装などが置いてある
通称
【生徒物置】
すると
俊也は
その生徒物置の奥にあった
生徒の作ったと思われる手の彫刻を
動かし始めた
私たちは
ただ呆然と俊也を見ていた
俊也の後ろに現れたのは
まぶしいくらいにきれいな扉だった
彫刻には
たくさんほこりがかぶっていたのに
扉には
汚れ1つない
「ようこそ【ストーン】へ」
俊也はそう言って
まるで
私たちの執事になったように
私たちを扉の向こうまでエスコートしてくれた
扉の中に広がっていたのは
漫画やアニメで見る
【末来】
のような世界だった
車なんかの存在はなく
人は
飛んだり
ほうきに乗ったり
していた
建物なんか
今までに見たことがないくらい
高い建物ばかりで
花壇のジョウロは勝手に水やりをし
俊哉の後を追いながら進むと
生徒会室に着いた
「なんで…」
「なんで
生徒会室になんか来るんっすか?」
敦哉に先をこされてしまった
「いやいやいや
実はですねー
ここに
秘密の通路があるんだよー
っで
そこを通れば
【ストーン】へ行けるってわけ」
俊也は
そう言いながら
生徒会室横の生徒教材室の扉を開けた
生徒教材室とは、
いままでの生徒の美術作品や
行事で使う小道具
劇で使った衣装などが置いてある
通称
【生徒物置】
すると
俊也は
その生徒物置の奥にあった
生徒の作ったと思われる手の彫刻を
動かし始めた
私たちは
ただ呆然と俊也を見ていた
俊也の後ろに現れたのは
まぶしいくらいにきれいな扉だった
彫刻には
たくさんほこりがかぶっていたのに
扉には
汚れ1つない
「ようこそ【ストーン】へ」
俊也はそう言って
まるで
私たちの執事になったように
私たちを扉の向こうまでエスコートしてくれた
扉の中に広がっていたのは
漫画やアニメで見る
【末来】
のような世界だった
車なんかの存在はなく
人は
飛んだり
ほうきに乗ったり
していた
建物なんか
今までに見たことがないくらい
高い建物ばかりで
花壇のジョウロは勝手に水やりをし


