それでもいい。~偽りのお前~






——罪な女


それは私。



たった一人の人を愛することが出来ないから。



真夜中の深夜2時、私達は一つ屋根の下にいた。



「あっ風ぅ我ぁぁ…ん。」


「はぁはぁ…お前力っん…入れんっな…。」


「あぁ…風我ぁ…好っきい…ああ…」




私には佐々木奏という優しい彼氏がいる。


それなのに私は、前澤風我という男に溺れてしまった。


最低なのはわかってる…





一度溺れたら、もう止められない——


誰にも——