「…ありがとう、ごめんね恵美」
私より背の高い恵美は、外見だけじゃなく中身も大人だった。
頭をぽんぽんされると、自然と笑みが零れた。
やっぱり、恵美が好きだ。
友達として、本当に大好き。
「さ、明日からもテンションMAXでいくよ?」
「ええ、朝から…?」
「あったりまえーっ!」
後は、もう一度素直になるだけ。
今日は、まず水木君を探そう。
「水木君、何処にいるかな…」
手当たり次第、色々回った。
正直手が悴んで、寒くて苦しい。
でも、今日何としてでも水木君に会いたいから…。
「…っ!ここって…」
春は草花が咲いて可愛くて。
夏は大きくなった草花が太陽を目指してる。
秋は萎れて一気に寂しくなる。
冬は一面が真っ白になる。
そう…あの場所。
昔、あの男の子と約束をした場所。
スーッと息を吸って、寂しい草一面に声を掛ける。
「水木君…!」
腰を下ろしていたのを、立ち上がって手をヒラヒラと振った。
私は笑顔で、大きく手を振った。
そして、水木君の方へ駆け寄った。
私より背の高い恵美は、外見だけじゃなく中身も大人だった。
頭をぽんぽんされると、自然と笑みが零れた。
やっぱり、恵美が好きだ。
友達として、本当に大好き。
「さ、明日からもテンションMAXでいくよ?」
「ええ、朝から…?」
「あったりまえーっ!」
後は、もう一度素直になるだけ。
今日は、まず水木君を探そう。
「水木君、何処にいるかな…」
手当たり次第、色々回った。
正直手が悴んで、寒くて苦しい。
でも、今日何としてでも水木君に会いたいから…。
「…っ!ここって…」
春は草花が咲いて可愛くて。
夏は大きくなった草花が太陽を目指してる。
秋は萎れて一気に寂しくなる。
冬は一面が真っ白になる。
そう…あの場所。
昔、あの男の子と約束をした場所。
スーッと息を吸って、寂しい草一面に声を掛ける。
「水木君…!」
腰を下ろしていたのを、立ち上がって手をヒラヒラと振った。
私は笑顔で、大きく手を振った。
そして、水木君の方へ駆け寄った。
