「あ、ねねね」 麻依がはっとしたようにあたしに身を乗り出す。 「今日愛莉ん家泊まっていい?」 え?お泊まり? そっか、お泊まりすれば話したいこと全部夜中まで話せる。 お母さんも多分いいって言ってくれるし。 「うん!決まり!」 盛り上がる二人。 高まる!初めての麻依とお泊まり! 体育祭で疲れた身体を癒し合おうじゃないか!!!!