あの星空に、お願い。


「お~ひなた!」

教室の奥からは、のぶがぶんぶんと
こちらに手を振ってくる。

そしてのぶの隣には小さい男の子の姿。

のぶは男の子の腕を引っ張り、こちらへやってくる。


引っ張られてる男の子は
顔を真っ赤に染めて恥ずかしそうにしている。

そして随分と嫌がっていた。


「やめろよのぶ~!まじで離せって!」



【君島 真広】
そう、それがまひろだった―――。