君が嘘をついた理由。


「・・・頭、乾かさないの?」

「んー、まだいいかなぁ」



あがったばっかで、暑いしと陽太。



「乾かすの手伝うよ?」

「気にしなくていいから、寝ていいよ。それに、大分一人でできるようになったから。音、うるさいかもしれないけど」

眠たい私に気を使ってか、

寝させようとする陽太。

「陽太は?」

「僕は、これ終わらせないと寝れないんだ」


そういってパソコンの画面を指さす。


「何それ?」

ここからでは、画面の文字までは見えない。