忘れ物なんて。 明日、終業式が終われば冬休みだからちょっと気が抜けてるのかもしれない。 机の下の棚に置いてそのままになってるはず。 回収されてませんように。ありますように。 忘れ物として職員室に持っていかれてると、面倒くさいもんなぁ。 理香を待たせるのも申し訳ないし、寒いので早歩きで階段を降りる。 忘れた自分にひどく後悔するのは早かった。 視聴覚室に続く廊下にはちょうど授業が終わったばかりの生徒があふれていて。 少し廊下で待って、 それがひいたころに入った教室。 「・・・あ」