「るな、ご飯」


「なんか、嬉しくておなかいっぱいかも」

お土産。すっごく嬉しい。

大変な引率中でも、私のこと、ちょっとは覚えてくれてたんだなって。


一緒にいた生徒の子に、何か言われなかったかなぁ。


嬉しくて、ごはんどころじゃない。幸せだなぁー・・・


「大げさだなぁ」


陽太は苦笑しながらも、ちょっと嬉しそうだった。