「お土産っていっても、どこにでも売ってるような物なんだけど・・・るなにはこれかなって思ったんです」


手のひらに落ちてきたのは、ネックレス。


三日月がモチーフで、三日月の一部に小さなダイヤのようなピンクのガラス細工がはめ込まれている。


小さくて、可愛い。


「すごい、綺麗・・・」

目の前にぶらさげてみる。


部屋の照明を反射しながらキラキラと光っていて、本当に綺麗。


「でしょう。つけれます?」



頷いて、つける。