たぶんあたしの悪口言ってるんだ。

なんて居心地の悪い場所…

誰も助けてなんかくれない…

本当は助けて欲しいのに素直になれないあたし…

誰かあたしを楽にして?

「君が千代里チャン?」

隣のクラスの男子…

「そうですけど…」

「木下が呼んでたんだ。体育館裏で待ってるよ」

木下が?

何だろう…

あたしの足はゆっくり動きだした。