明日からのその先


「…もうちょっと遠慮とかしろよ」

「えへへへ」

あたしは荷物を全て木下に持たせて帰路につく。

「ふんふーん♪」

鼻歌を歌いながらスキップをする。

「…何でそんなに機嫌がいんだよ」

だってこの時間帯にはもう勝原さんはいないんだもん。

「ねー、何で千代里って呼ばないのー?」

「呼ぶ必要あんの?」

「…別にないけどさぁ」

乃村って呼ばれるのに慣れてないから変な感じなんだもん…

「あ、家ここー」

いつの間にか家の前。

「…普通の家だな」

これでも新築なんですけど…