「あ……今日ね、お兄ちゃんがお見舞いに来てくれるの!お菓子持ってきてくれるかなー」 目をキラキラさせる七海ちゃん。 「お兄さんいるんだ?」 「うん!お姉ちゃんと同い年くらいかな?……すっごくカッコいいの!」 「お兄さんはいくつなの?」 「中学3年生だよー!」 あたしと、同い年だ。