愛する―君に出会えた奇跡―




「お姉ちゃんの名前は何て言うの?」




「胡桃。…………あがり」




「ああーっまた負けたぁーっお姉ちゃん強いよぉ」




「七海ちゃんが弱いだけだよ」




もう5戦くらいしたのにすべてあたしの圧勝だ。



「七海。検査の時間だって、行くわよ」



七海ちゃんのお母さんが入り口から声をかける






「はぁーい、お姉ちゃんまた遊んでね!」




私は返事をしないまま手を振った。