美緒「俊介と涼介は、もう外にいるから行ってらっしゃい。」

爽歌「行ってきます。」



涼介「行くぞ。」

爽歌「はーい。」

俊介「待ってくれー!」

*学校の前*

爽歌「門閉まってる。飛び越えるか。」

涼介「あぁ。わかった。」

爽歌「今日から俺は、松野 春人だ。間違えんなよ?」

涼介「分かった。」

俊介「分かった!」

爽歌「じゃあ行くぞ。」

ヒョイっ

スタっ

トコトコ

*理事長室前*

トントン

涼介「失礼します。」

理事長「どうぞ。」

爽歌「あれ?翔君?理事長なんだ。翔君でも出来るんだね。」

これから理事長の事を翔と書きます。

翔「まあな。とりあえず、クラスはSだ。説明は、担任に聞け。担任呼ぶぞ。」

爽歌「なんとなくわかるからいいや。」

翔「えー、如月先生。理事長室に来てください。20秒以内に来ないと、あの人に殺されるよ?((黒笑」

20.19.18.17.16.15.14.13.12.11.10.9.8.7.6.5.4.3..バンっ!

あー!惜しい!あと2秒!

如月「なんだよ!翔!それに、いい加減その呼び方やめろ。」

翔「だってー、楽しいんだもん。」

もん。じゃねーよ。きめぇな。

爽歌「なあ。教室行きてぇんだけど。陸斗。」

陸斗「なんで名前知ってんだ?もしかして、爽歌?」

爽歌「あぁ。だが、これから松野 春人だ。間違えんなよ?」

陸斗「分かった。んじゃあな。翔」

爽歌「またな。翔。また来るわ。」

ガラガラっ

陸斗「おい!黙れ。転校生がいる。入ってこい。」

誰に命令してんだ((殺気

陸斗(あ!シクった!)

陸斗「入って来てください!」

これから爽歌を春人と書きます。

ガラガラっ

春人「松野 春人」

陸斗「だけですか?」

春人「あぁ。席は?」

陸斗「一番後ろ。俺の授業だから、寝てていいぞ。」

春人「ありがとな。遠慮なく寝るわ。」

ガラガラっ

誰だよ!寝ようとしてんのに。

?「おはよーっス!あれ?転校生?」

陸斗「遅刻しすぎだ。早く席につけ」

?「ヾ(o´▽`)ノ ハーイ☆」

?「なぁ、お前何者だ。」

ん?あたしじゃないな。

?「お前だよ。そこの転校生。」

は?あたし?なんだよ。

春人「俺?なんだよ。」

?「お前だよ。お前は何者だ。」

春人「俺は単なる、男子高校生だ。」

?「な訳ねーだろ。俊介さんと涼介さんと一緒に門飛び越えただろ。

なんで、コイツが知ってんだ!?誤魔化すしかねぇな。

春人「飛び越えたのは事実だ。あと、あの二人は、俺の兄貴だ。」

?「マジかよ。お前、名前は?」

春人「普通自分から名乗るもんだろ。」

?「僕らの事知らないのかな?珍しいね。」

は?コイツら、自意識過剰すぎんだろ。

春人「なんだよ。さっさと言えよ。」

修斗「俺は、水野 修斗やで!それに、龍蝶の幹部や!」

関西弁野郎が修斗。

留綺「僕は、北篠 留綺だよ!同じく龍蝶の幹部だよ!よろしくね?ニコッ」

可愛い系が、留綺。

駿弥「日比野 駿弥。龍蝶の幹部」

恐らく女嫌いが、駿弥。

雅哉「僕は、湊川 雅哉です。龍蝶の副総長です。宜しくお願いしますね?」

敬語使うのが、雅哉。

航騎「俺は、桜田 航騎だ。龍蝶の総長だ!」

俺様が、航騎。

よし、覚えた。

春人「ふーん。そう。じゃあ、次は俺だな。俺は、松野 春人。よろしくはしたくない。」

航騎「は?」

雅哉「フフフッ!春人は、面白いですね。」

春人「って事で、陸斗!俺、サボる!」

陸斗「はい。分かりました。気をつけて下さいね?」

春人「分かってる。じゃあな!」

ガラガラっ!

よし!屋上までダッシュだ!

*屋上の扉の前*

春人「あれ?閉まってる。どーしよう。」

1. 翔のとこまで鍵を受け取りに行く。
2. 諦める。
3. 蹴破る。

とりあえず1は、ない。めんどくさいもん。

2は、やだ。あたしの辞書には諦めるという言葉がない。

やっぱり3かー。よし。行くぞ。

3.2.1...バーンッ!!

よーし!行こう!

ふー。いい空気だなー。よし。誰もいない。

寝るか!

その頃龍蝶は...

航騎「おい!春人を探せ!」

駿弥「なんで俺が...」

雅哉「はいはい。分かりましたよ。航騎。」

留綺「分かったぁー♪春人君探すーっ♪」

修斗「了解やっ!なあ、もしかしてやけど、屋上におるんちゃうか?」

航騎「なんでだ?」

修斗「だって、サボるといったら、屋上やろっ♪」

留綺「あぁ!確かに!そーだねッ♪じゃあ、さ早速行こう!」

雅哉「分かりました。行きましょう。」

*屋上の扉の前*

留綺「つーいたっ!あれ?扉がないよ?」

航騎「はぁ!?」

雅哉「とにかく行ってみましょう。」

留綺「あ!あそこに誰かいるよ?」

修斗「あ!あれ、春人やで?」

雅哉「行きましょう。」

タタタッ

留綺「ねーねー!春人君!起きてー?」

春人「んん?誰だ?」

雅哉「僕達です。龍蝶の。」

春人「は?なんで、お前らが?」

留綺「春人君!なんで逃げるの?」

いや、逃げたわけでは...