「明日、絶対に文句言ってやる」

そう決めると、
さっきまで異常に興奮していた頭が冷えた気がした。

「ってと、今は何時かな~?」

時計を見ると、

「……最悪」

もう8時を過ぎていた。

「どんだけ寝てんのよ、あたし……」

なんとゆーか、頭が痛くなってきた。
あたしはそれを振り払うように一度、
頬を叩くと、
明日の予習に取り掛かった。