目をかたく瞑(つむ)り、その場に座り込んだ。 痛い。頭も心も。 からんっからんっ…乾いた鈴の音は、声にならない苦しみのようだ。 「大丈夫ですか?」 「!?」 目を開けると、空と同じ色――浅葱色の羽織を着た新選組の人がそこにいた。 「気分が悪いのですか?顔色が悪い、どこかで休まれた方が」 「大丈夫です…大丈夫ですから」 「………これを」 懐紙に包まれた色とりどりの金平糖を差し出された。 甘い、砂糖の匂いが鼻をくすぐった。