「っつ……!?」
足に痛みを感じて、崩れる。
また何かが飛んできて体を傾けて避ける。
痛みを感じる左ふくらはぎに目をやれば、針が刺さっており衣が血で滲んでいた。
「ふっ………ははは!!仲間がいるってことには、気づかなかったみてぇだな」
可笑しそうに笑みを深めて、宮田が近づいてくる。
人が少ないと感じたのは数人が隠れたからか。針を抜くとすぐに捨てる。
「お前を殺すためには、手段は選ばねぇ」
無理に立とうとしても、足に上手く力が入らず安定しない。
傷口が熱をもちはじめる。
「にしても、1本しか当たらなかったか」
短刀を離さず柄を握っていると、容赦なく斬りこんでくる。
防衛するのに精一杯になるが、片足だからといって全く動けない訳ではない。
けれど、早く行動できないのは痛いものがある。毒が塗られていると考えれば早く終わらせる必要があるからだ。
そう思っても、針が色んな方向から飛んでくるのをよけながら攻めるのは難しかった。
よけようと体を動かせばそこに宮田がきて攻撃をされる。
