「そりゃいいことを聞いたぜ。じゃあ早速、そこに行ってみるよ」 「ああ、ゆっくりしてくるといいよ」 宿屋の主人に見送られ外に出ると、フンワリと甘い風が体を包み込む。 サラリスはくしゃみを一つし、人ごみの中にわけ入りながら教えられた店へと歩を進めて行った。