「兄ちゃん、良い顔して飲むねぇ」 「いやぁ、ここんとこ、甘い食いもんばかりだったからつい」 照れながらそう言うと、大将は心得たように頷き、サラリスのカップに酒をさらに注ぎ込んだ。 「城下町はなぁ。あそこはちと特殊って言うか……。ま、この国の人間からしてみりゃあ、俺達のほうが異常に見えるんだろうがな」