この人というのは、私の叔父にあたる洋平のことだ。叔父と言っても、今年で29歳。
わけあって、一緒に暮らしている。
優しくてちょっと意地悪な洋平、、、
そんな彼に好意を持つことは不思議では無かった。でも私は今日洋平を置いて、結婚する。大学で知り合った男の人とだ。もちろん、その人の事も好き。洋平のことも……好き。
その事をその人は知っている。それでも
「いいよ。」と笑ってくれる優しい人だ。
もちろん、、洋平も知っている。
と思う。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…