隆哉は手を止めて鏡ごしに私を見た


「あなたなら大丈夫です。きっと。」


私が言い終わらないうちに隆哉に唇を塞がれた


熱い熱いキス


あまりにも熱いキスで頬が赤くなるのを感じる


隆哉が唯一私を見てくれる時間


私だけを見てくれる時間


愛されているかもしれないと


錯覚できる時間