『ねぇっ!』 その一言で北山くんは 脚をとめる。 『北山くん、もっと素直になってもいいんじゃない?辛い時は甘えたり、悲しい時はないたりしてもいいと思うよ?』 『あ、ご、ごめんね!私なんか北山くんのこと、全然知らないのに…』 『あの…じゃあ、ばいばいっ♪』 そう言うと今度は私一人が 歩き出す。