《姫衣side》




あの奇跡のホワイトクリスマスから6年がたった。




あたしはあのイルミネーションが綺麗な建物があるベンチに座ってる。



「……ママぁ〜!」



「ん?なぁに遥姫(ハルキ)ちゃん」


「パパがねサンタしゃんの靴下くれたっ!」


「あら。よかったね!遥姫ちゃん!」


「――…姫衣。」


「ありがとね……


























遥葵。」







「あぁ。遥姫に似合ってるだろ?」



「――……うんっ!」