「サンキューな。澪。」 「はいっ!!」 「あ、澪。俺ら試合で勝ったら……いや。いいや。」 「言いかけたのに止めるのずるいです!」 私がそう口をプクッと膨らませると 先輩は「明日になれば分かる」そう言ってまた私の頭を撫でた。