キライキライも好きのうち

たたみ終えロッカーにしまって行く
私の仕事を終わるの待っていたように 腕を引っ張った




「なに?」




言わなくても伝わってくる
唇に視線を感じる




治るまで私からキスするんだった
腰を曲げ 軽いキスをしようとしたら 掴まった




深くなっていくキスに息が苦しい
離れようと肩に手を押してしまった



「・・・っつ!」




「あ!ごめん!」




顔を歪める翔 痛いのに触っちゃった・・




「大丈夫?」





無言で私の顔を見る
だから・・  ごめんって・・