え!見られてた!?

「えっと、あれは私が殴られそうになった時切岸くんが助けてくれただけだよ…?」


「ふーん、じゃぁ、私たちが今あんたを殴ったらたすけにきてくれんのかな?
ためしてみよっか〜」

と、笑ながら私の顔を殴った。

痛い…
泣きそうな気持ちを必死にこらえた。

「や、やめて…」

「可愛いお顔に傷がついちゃったね〜
でも、私たち可愛いお顔を傷つけるのがだーいすきなの、だから、覚悟してよね?」

と言ってまた私の顔を殴ったり、蹴ったりした。
その時足音が聞こえた。

き、切岸くん…?