《いきなりどうしたの?別に迷惑とか思ってないし、こっちこそ謝んないといけない立場でしょ…?断ったのは莉歩ちゃんだからじゃないよ、今は仕事を頑張りたいから。》


嫌いになってないわけ…?


無理してんのかなぁ…。


お世辞だったとしても嬉しかった。


《ありがとうございます。こんな時間にすみません。寝てましたよね…》


指が勝手に動く…


迷惑なのは分かってるけど…



《別に、収録が丁度終わったところだったし、》


やっぱり好きなんだよね。
楽しい。
友達でもいいもん。
私が巧君の気持ちを変えて見せるし。