あーあ、天草くんが私の気持ちに気付いてくれる方法があればいいのにな…。 「だったら、キスでもすれば?それなら、さすがに天草だって気付くでしょ!」 キス!? 「む、無理無理!」 「なんで」 「恥ずかしいもん」 「いーから、行ってきなさい!」 茉莉に無理やり教室から追い出されて、 仕方なく天草くんのもとに向かった。 いつも、この時間は… 確か裏庭にいるはず。