「ごめんね、行こ?」
「うん!」
2人で裏庭に向かった。
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「あの、さ。いきなりだけど、茉莉ちゃんのことが好き。」
「え…」
でも、冴島とあまり接点が無いから
信じられない。
「だからさ、チョコ欲しくて」
「でも、チョコならいっぱい貰ったでしょ?」
「好きな子からじゃないと意味ないし…」
困ったな、
チョコは啓汰のぶんしか作ってなかったや。
「ごめん。チョコ、啓汰のぶんしか作ってないんだ」
「冴島の…?それ渡したの?」
「ううん。なんか好きな子の以外は貰わないって言ってるの聞いて、勇気無くなっちゃって」
言ってて落ち込んできた。

