世界は、結界期と呼ばれる時代にあった。 遥か昔、この世界を守護する十五神王の一人である氷王の力が失われ、対立属性であった炎王の力が暴走したのである。 世界は灼熱に包まれ、大地は赫い海となった。 だが、人々は生活している。 大小様々な結界を張り、結界内部をどうにか居住可能な温度まで下げたのである。 それでもどの結界も人間の住めるギリギリの温度であり、決して住み良い気候ではなかったが。 人間たちはどうにか生活していた。 ◇◆◇◆◇