余命の幸せ

目を覚ました。

あ、私倒れたんだった。

ここは…保健室かな。

そして目を開けた時には、

周りに

さつき、まゆ、さゆり、竜がいた。


竜が、ここまで運んできてくれたらしい

地味に嬉しかった自分がいた。

竜のことは、忘れたはずだったのに。

そして、今の自分は竜が後から

どれだけの存在になるか、
分かっていなかった。

そして、雑談をしたあと、

「ほら、2時間目終わったわよー。
教室、戻りなさい!」

と、保健室の先生が言うので

みんな、仕方なく帰った。

自分も、帰ろうとすると

保健室の先生に呼び止められ、

「貧血かもしれないから、
病院行った方がいいわ。」

と、言われた。

そのタイミングで

お母さんが、迎えにきた。

病院行くようだ。

血液検査だから、
結構大きい病院だろう。

ぁ、みんなにバイバイ言ってないや。

まぁ、いっか。

そして、私は

病院へと向かった。