”で、何だって?” 笑って気が済んだのか由紀は突然平常心を取り戻す。 ”あ、実は今人を探しててー” ”男?だははは!違うか!だははは...” 時折引き笑いを入れつつまた彼女はひとりで爆笑している。 もはやおばさんの域を越えて、親父のようにも思える。 次に彼女に会った時、私は彼女から加齢臭がしないか確認することはもはや必至である。