溺愛†マドンナ

私は秀悟をフッた事、そしてよりにもよってヤンキーの剣君を選んだ事を責められ、軽いイジメ状態に陥ってしまったの。


ヒソヒソ話されたり、白い目で見られたり……だけどはよと静帆が庇ってくれたんだ。


『世那は自分の好きな人を選んだだけじゃない』


『私達って世那に“こういう人がいいよ”とは言えても、絶対って決めつけられるの?』


はよと静帆がクラスの皆に訴えかけてくれた時は、凄い嬉しかった。


しかも秀悟も………


『オレにとっては世那の幸せがオレの幸せなの。お前等何も知らないクセに、コイツの事悪く言わないでくれる?』