「ううん……私最低なの。何にも分からないで、挙げ句の果てには秀悟傷つけて………もう秀悟に優しくされる権利無いの」
私が秀悟にした事は、10年間想われていた事に全く気づかず、秀悟が告白されてフッた時には『彼女作らないの?』とか言った事もある。
そして“好きだ”と言われてから、たったの2日後にその人の告白を断っている。
オマケにフッた側なのに大泣きするなんて、私はこの時点ですでに最低だ。
止まらない涙を隠す様に口元を手で覆っていると、秀悟がギュッと私を抱きしめた。
抱きしめられるのは、高校生になってから3回目。
私が秀悟にした事は、10年間想われていた事に全く気づかず、秀悟が告白されてフッた時には『彼女作らないの?』とか言った事もある。
そして“好きだ”と言われてから、たったの2日後にその人の告白を断っている。
オマケにフッた側なのに大泣きするなんて、私はこの時点ですでに最低だ。
止まらない涙を隠す様に口元を手で覆っていると、秀悟がギュッと私を抱きしめた。
抱きしめられるのは、高校生になってから3回目。



