溺愛†マドンナ

カワイくなるリップ音。


「!?!?し、しししし、秀、悟………!?//////」


キスされたオデコを手で押さえてオレを凝視する世那の顔は、明らかに先程よりも真っ赤っ赤。


それだけで嬉しくなってしまうオレは、実は結構Sなのかもしれない。


「世那――――…」


更に湧き上がった愛しさをぶつける様にギュ~~~ッと抱きしめると、世那のパニック具合が全身から伝わってきた。


「~~~~!!//////し、秀悟、いい加減離して!!」


さすがに限界が来たらしい世那は渾身の力でオレを突き飛ばし、ズザザ!と急いで後ずさる。