出入口に立っていたのは、ミルクティー色のストレートの髪がよく似合う、男の人だった。
「榮児、慶太郎、勉強する事は犯罪なワケじゃねぇし、んな騒ぐなよ。何だったらお前等も勉強したらどうだ?」
さりげなく2人に注意してくれたのは、墨染 槙《すみぞめ まき》さん。
オレ等より4つ上の大学生で、女性みたいな名前だけど立派な男。
実は槙さんもヤンキーなんだけど、ただ怖がられているオレとは違って、頼りがいのあるヤンキーとして友達も多い。
オレや榮児や慶太郎が尊敬する、数少ない大人の1人だ。
ちなみに超イケメン。
「榮児、慶太郎、勉強する事は犯罪なワケじゃねぇし、んな騒ぐなよ。何だったらお前等も勉強したらどうだ?」
さりげなく2人に注意してくれたのは、墨染 槙《すみぞめ まき》さん。
オレ等より4つ上の大学生で、女性みたいな名前だけど立派な男。
実は槙さんもヤンキーなんだけど、ただ怖がられているオレとは違って、頼りがいのあるヤンキーとして友達も多い。
オレや榮児や慶太郎が尊敬する、数少ない大人の1人だ。
ちなみに超イケメン。



