溺愛†マドンナ

気がつくと、今日しようと思っていた勉強は全てやり終えていた。


「ありがとう剣君!お陰で助かったよ!!」


順調にテスト勉強が終わってルンルンな私は、パァッと顔を綻ばせながら剣君にお礼を伝えた。


やっぱ剣君、いい人だ!!


「……っ//////おお……力になれて良かったわ」


剣君はなぜだか顔を赤くし、右斜め上を見て呟く様に答える。


テンションが上がっていた私がその事に気がつく事は、無かった。


うーん、今回の実力テスト、かなりいい点数取れそうーー!


いい点取れたら、晩ご飯に好きなもの作って貰えるんだよね。