・・・莉子side・・・
「…子!オイ莉子!聞こえてんのか!?」
ガンガンとドアが叩かれる。うるっさいな…まだ…6時じゃん…
もう1度寝ようと思ったその時、昨日と同じようなシチュエーションだと気付いた。
…まさか、また…ッ!?
急いで跳ね起きドアを開ける。
寝癖が付いてる日向が立ってた。この状況に似合わなくて思わず笑いそうになる。
「良かった…莉子は無事なんだな?大体予想付くと思うが…早苗と、綾那が……」
唇を噛んで日向が俯く。崩れ落ちそうになるのを必死にこらえた。
「…後よ、花音がいないんだ…もしかして…」
青白い顔をして呟く日向。大丈夫、花音なら私の部屋で一緒だよ!
そう告げると「…ぇ?」と小さくもらした。…何だろ、この反応…
「そ、か。そっかそっか!花音は無事なんだな…良かったよ。」
そう言って笑うけどドコか笑顔が不自然で。自然じゃない…笑顔ッて言うのだろうか。
「じゃあ、俺は下にいるから。莉子たちもちゃんと来るんだぞ?」
そう言って背を向けた。小さくギリ、という歯ぎしりのような音が聞こえたのは…気のせいだろう。
気のせいだと思いたい。
ショックを受けて呆然としている花音を着替えさせて、皆が待っている下へと急いだ。
「…子!オイ莉子!聞こえてんのか!?」
ガンガンとドアが叩かれる。うるっさいな…まだ…6時じゃん…
もう1度寝ようと思ったその時、昨日と同じようなシチュエーションだと気付いた。
…まさか、また…ッ!?
急いで跳ね起きドアを開ける。
寝癖が付いてる日向が立ってた。この状況に似合わなくて思わず笑いそうになる。
「良かった…莉子は無事なんだな?大体予想付くと思うが…早苗と、綾那が……」
唇を噛んで日向が俯く。崩れ落ちそうになるのを必死にこらえた。
「…後よ、花音がいないんだ…もしかして…」
青白い顔をして呟く日向。大丈夫、花音なら私の部屋で一緒だよ!
そう告げると「…ぇ?」と小さくもらした。…何だろ、この反応…
「そ、か。そっかそっか!花音は無事なんだな…良かったよ。」
そう言って笑うけどドコか笑顔が不自然で。自然じゃない…笑顔ッて言うのだろうか。
「じゃあ、俺は下にいるから。莉子たちもちゃんと来るんだぞ?」
そう言って背を向けた。小さくギリ、という歯ぎしりのような音が聞こえたのは…気のせいだろう。
気のせいだと思いたい。
ショックを受けて呆然としている花音を着替えさせて、皆が待っている下へと急いだ。