(え、え、え、待って待って待って待って!!)

たしかに、確かに会いたいと思っていた。

だがしかしだ、突然すぎる。

愛紗は軽いパニック状態になりとりあえず目の前の少年を見つめる。

入学式のときはなかったが今は腰に真っ黒に光る木刀がさしてあった。

入学式では遠目だったがそれでも格好いいというのが分かった、

(近くで見ると余計に!!)


愛紗は自分の顔に熱が集まるのを感じた。