「分からない。でもそうすることで得られる成果があるなら、行くしかないだろ?」
すると風弓は、神妙な面持ちでじっとこちらを見つめた。
「…姉ちゃんのためなら、お前は其処までするのか」
「するよ」
「即答かよ。でも……今は獅道の持ってるらしい情報が頼りなんだよな、頼んだぜ。もしものことがあったら……姉ちゃんには俺から上手くごまかしておくから、安心しろよ」
「っおま…、縁起でもないこと言うなよ!」
「りっくん、ふゆちゃん……けんかしちゃやだ…」
「「いや、してないよ」」
+ + +
すると風弓は、神妙な面持ちでじっとこちらを見つめた。
「…姉ちゃんのためなら、お前は其処までするのか」
「するよ」
「即答かよ。でも……今は獅道の持ってるらしい情報が頼りなんだよな、頼んだぜ。もしものことがあったら……姉ちゃんには俺から上手くごまかしておくから、安心しろよ」
「っおま…、縁起でもないこと言うなよ!」
「りっくん、ふゆちゃん……けんかしちゃやだ…」
「「いや、してないよ」」
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