ニンテン「ふぁああああ   よく寝た





よし!! まず情報収集かな・・・




とりあえず顔を洗って、出発の準備だ!!




今日はミミーにもらったオレンジジュースを飲んでから出発しよう!」




ゴクゴクッ
(オレンジジュースを飲む)




ニンテン「甘酸っぱくて美味しいや!!」



ガサゴソッ
(準備)






ニンテン「よし!!準備万端!!出発だ!!!」






ダッダッダッダ
(マザーズデイの町へ)






ーーーーーーーーーーーーーマザーズデイーーーーーーーーーーーーーーーー





ニンテン「まずは・・・情報収集だな・・・」




ニンテン「あ・・あそこに三人で喋ってる人たちがいる!!何か知ってるかも!




聞いてみよう!!」






ニンテン「あのー・・・すみません!」





お兄さん・お姉さん1・お姉さん2「はい?」




ニンテン「シュークリーム動物園に行きたいんですけど・・・」




お兄さん「君、その前にカナリア村へは行ったのかい??」



ニンテン「カナリア村??」




お姉さん1「まだ行ってないんだ!!


あたし達さっき行ってきたんだけどさ・・・



なんかいっぱいカナリアがいるんだけど、



その親のお母さんカナリアがすごく悲しそうにしてたのよ」




お姉さん2「そうそう!!すっごい悲しそうにしてた・・・



子供が居なくなっちゃったのかな・・・?




動物園は今荒れててすごいことになってるそうだから、




まだ行かない方がいいわよ??」






ニンテン「そうですか・・・ありがとうございました!!」





ニンテン「他にも情報収集してみよう・・・カナリア村か・・・



先に行ってみるのもいいかも・・・」





おじいさん「あの・・・坊や、今カナリア村とかつぶやいとったかの?」




ニンテン「あ・・・・はい・・えっと」




おじいさん「デパートの一番上の階に、ヒナが売ってたんじゃが




どうやらカナリア村からはぐれたヒナを偶然デパートの店員が見つけて、



飼ってくれる人を探してたらしいんじゃ。



じゃが、最近世の中が少し荒れてるせいか、



ヒナを純粋に飼って育ててくれる人は居ないみたいで



売りに出しておるそうじゃ




ワシは足が悪いんじゃが、坊や、もしカナリア村に行くなら


ヒナを届けてやってくれんか??」





ニンテン「なるほど・・・そうだったんですか!!



分かりました!!寄ってみるよ!!」




おじいさん「おおそうか・・・優しい子なんじゃの・・・



ワシの足がまだ動くならワシが行ったんじゃがの・・・」





ニンテン「安心して、おじいさん!!僕がいくよ!!」




おじいさん「ありがとう・・坊や」





ニンテン「じゃあそのデパートに行くね!!」



おじいさん「気をつけての・・・」




ダッダッダッダ
(デパートへ)




ーーーーーーーーーーーーーデパート最上階ーーーーーーーーーーーーーーー





ニンテン「階段ずっと登ってきたからちょっと疲れたな・・・ はぁ はぁ」





店員「坊や、いらっしゃい! 今カナリアのヒナがいるんだけど


400ドルで買うかい??」




ニンテン「え、、、よ、、、400ドル??」
(日本円で4万円)




店員「じゃあいいや、80ドルにまけとくよ!!」




ニンテン「すごい下がりようだ・・・・さっきの400ドルは一体なに・・




どうしようかな・・・・・」





店員「はぁ・・・・・・・・どうせ買い手もいねえんだ・・・


もうタダでもっていきな」




ニンテン「ほんとに??!   ありがとう!!」





店員「またお越しくださいませーー」





ダッダッダッダ
(マザーズデイへ)




ニンテン「やった・・・なぜかタダで貰えた!!



とりあえずカナリア村はどっちだろう・・・



人に聞いてみよう!!」






ニンテン「お、あそこのおばさんに聞いてみよう!」




ニンテン「あのーーすみません!!」




おばさん「どうしたんだい坊や」





ニンテン「えっと、カナリア村ってどっちですか??」




おばさん「あぁ!カナリア村ね・・・カナリア村は


この町から西に行ったところよ!!



看板があるからわかると思うわ」



ニンテン「わかりました!ありがとうございました!」



おばさん「その手に持ってるヒナを届けにいくの??




優しい子なのね・・・



あ、そうだ!!カナリア村のお母さんカナリアの名前が確か、、、




ローラって名前だったかしら・・・今は元気がないみたいだけど


前はすっごく元気で、毎日歌を歌っていたのよ!



早くそのヒナを届けて元気にさせてあげてね」



ニンテン「歌を・・・・・



つ・・・痛・・・・・頭が・・・



あのメロディー・・・・



家で人形を倒した後に流れたメロディーが・・・・」





おばさん「坊や??どうしたの??大丈夫??」



ニンテン「あ・・・大丈夫ですおばさん!!ありがとう!!」





おばさん「気をつけてねーーー」



ダッダッダッダ
(町の西方面へ)




ニンテン「たぶんだけど・・・僕が頭が痛くなる時はいつもなにか



あるんだ・・・



ローラが歌う・・これを聞いて頭が痛くなったから・・・


もしかしたらあのメロディーが何か関係してるかもしれない・・・・




動物園の事件もそうだけど・・・今は直感に任せて



先にカナリア村にこのヒナを届けにいこう」



ダッダッダッダ
(看板に到着)





看板「この奥 カナリア村  東 マザーズデイ」




ニンテン「よし・・・この奥だ!!



いこう!」